2カ月を切りました。

いよいよ演奏会まで2カ月を切りました。
1年1年が早くなってきたのは、年のせいなんでしょうねぇ・・・(苦笑)。

楽しみです。
去年の演奏会で得たものがどれだけ生きているのか、
新しいメンバーと共に築いてきた音楽が
土台の上にどれだけ積み上げられてきているのか、
中牟田先生、どんな風に私たちのパワーを引き出してくれるのか、
私たち奏者が、どれだけ豊かな音楽を創ろうとできるのか、
などなど、いろんなことを思います。

お盆休み、冠婚葬祭以外、純粋に宮崎に帰省しました。
まぁ、いろいろあってのことなのではあるのですが、
この宮崎滞在中、ま~~ったく音楽のない生活をしていました。
往路の道中では、一人旅ということもあり、ガンガンに曲を聴いていたのですが、
帰り道は曲は鳴らせども、全く耳に入っていなかったように思います。

でも、不思議と、曲ではないのですが、復路は音楽があふれていました。
日常の中に音楽のヒントになるものがこんなにあったんだなぁ~と、
無意識を再確認し意識したからかもしれません。

音楽はないんですが、自然を見ていると、
不思議にミューの曲のことが思い出されました。

Brahmsの色、1楽章の最初の2小節間の緑から次の2小節の橙色、
この自然の色かもなぁ~って、少しだけ地平線と空を見ていました。

メルジーネのあの深い深い悲しみのような喜びのような青は、
この空と山の端境の色かもなぁ~って見上げていました。

Beethovenのあの人間の音って、時代も場所も違うけれど、
これかもなぁって、18人の親戚のBBQで思いました。(笑)

せっかく都会から離れているのに、結局は
日常の中にある自分が求めているものの答えを見つけようとしていた気がします。

宮崎のド田舎で、都城市から少し離れたところですが、
少しずつ開けてきたとはいえ、ものすごーい田舎にあるところに滞在していました。
都会の中にある喧騒とはかけ離れた生活。

あるのは、宮崎弁を話す親戚と関西弁を話す自分の家族のみ。
関東に行っても関西弁は変わらないのに、
宮崎に行くと、私もなんとなーく話し言葉のイントネーションがおかしくなっているようです。(笑)

そのせいなんでしょうか、盆休みあけのミューの音楽が、
おもしろいことに違う言語に聴こえていました。(笑)
いつもと違う言語での音楽でした。
みなさん、やっぱり関西弁使う人の音なんだなぁ~って。(笑)

音楽って言葉だとはよく言ったもので、ミューの音楽のイントネーションが宮崎弁と違うので
なんだか耳の調整が大変でした。(笑)
自分で思った以上に、宮崎弁が自分の中に浸透していたんだなぁと感じます。
昔は父方の阿波弁しかしゃべらなかった私ですが。
いまだに時々、阿波弁出ているようですねぇ。

いろんな言語があっておもしろいなぁ~。

私たちミューが創る音楽も一つの言語である音楽でありたいなぁと思います。
奏者同士がコミュニケーションとれる音楽でありたい。
奏者同士が自分を伝え合って、相手を知ろうとする音楽でありたい。
奏者同士が聴き手に何かを伝えて、誰かの心を動かす音楽を創りたい。
そんなことを思います。

楽譜にとらわれず、
楽譜から目をはずしてもっと奏者同士の心が豊かになれる音楽でありたいです。
そのための一歩は自分から。
いろんな私の妄想が現実になることを楽しみにしておいてください!(笑)

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