2018/9/15 弱き者よ・・は誤訳?

弱き者よ、汝の名は女なり(Frailty, thy name iswoman.)。このハムレットの名セリフが坪内逍遥の誤訳だそうだ。なのに、日本語の諺の様になっている。「弱き者よ」ではなく「脆き者よ」が正しいらしい。原文のFrailty.は脆いという形容詞frailの名詞形だ。貞操が脆く崩れる意味で、脆きものには誘惑に脆い、の意味持たせるため、シェークスピアはこの語を使った。Thyyouの古語で、和訳で汝と訳したのは名訳。
父の死後、日を経ずして父王の仇である弟と再婚した母親を罵るハムレットのセリフとして、「脆き者よ」の方が強く激しく訴える強さがあると納得出来る訳語だ。そして、この脆さこそ実のところ女子の強さの源なのだと思う。男はこの脆さにこそ兜を脱ぐ。そう、女子は決して弱くは無い。
坪内逍遥は後年、脆き者よ、に訂正した。坪内逍遥も年を経て女子は脆くはあっても弱くは無いと知ったのだろう。
ついでに誤訳をもう一つ思い出した。
働かざるものは食うべからず・・・は曾野綾子氏によると誤訳だそうで、正しくはイエス・キリストは「働きたく無い物は食べてはならない」・・・と言ったんだって。・・・納得!
【Va.keiji】


オーケストラ練習 

 19:00~21:30 夙川公民館1第2集会室 

指導 中牟田先生

練習参加者

 管 Fl=2, Ob=2, Cl=1, Fg=0+1(Fgに扮したちぇろ弾き), Hr=2  以上8名

 弦 Vn1=2, Vn2=3, Va=2+1(臨時ヴィオリスト), Vc=1 以上9名  合計17名


所要時間 
 
 19:01~19:54(53分)ベートーヴェン/交響曲第6番 第4楽章
  19:54~20:27(33分)ベートーヴェン/交響曲第6番 第5楽章
  20:27~20:42(15分)休憩&チューニング

  20:42~21:30(48分)ブラームス/交響曲第2番 第4楽章
       

椅子並べ Va.Mさん,Cl.K

事務局より
  ・
次回の練習は芦屋の上宮川文化センター。

2018/9/8 田園

ベートーヴェンはあざとい。全分野で一番にならなきゃ気が済まなかった作曲家だったと推測するが、歌劇などの標題音楽は得意とは言い難い。それを自覚してか田園に対して「これは絵画的描写音楽では無く、感情を音楽にした音楽だ。」等と言い訳?をしている。各楽章に標題までつけておいて潔が悪いではないか。恐らく心の底では標題音楽でも凌駕したいと考えていたに違いない。しかもそれを交響曲として成立させ、リスク分散を図った。

 

更にあざとさを感じるのは田園を運命と同時期に作曲し、同時に初演した事だ。どちらも書けるぜ。とニヤついている顔が目に浮かぶ。根っからイカれてるベルリオーズとは訳が違うのだ。

 

誤解の無いように白状すると、私は田園が大好きだ。何故ならベートーヴェンの喜びを素直に感じるからだ。田園にはつっぱった所がない。最後まで思うがまま自由に書き綴った感がある。だから感動する。

 

当てずっぽで乱暴な説を唱えたが、どうせなら運命は田園の為に作曲された本人への"かませ曲"だった。としておこう。

【Ob.O】


オーケストラ練習 

 19:00~21:30 夙川公民館2第1集会室 

指導 中牟田先生

練習参加者

 管 Fl=2, Ob=2, Cl=2, Fg=2, Hr=1  以上9名

 弦 Vn1=3, Vn2=2, Va=3+1(臨時ヴィオリスト), Vc=1 以上10名  合計19名


所要時間 
 
 19:03~20:11(68分)ベートーヴェン/交響曲第6番 第2楽章
  20:11~20:30(19分)ベートーヴェン/交響曲第6番 第3楽章
  20:30~20:35(05分)ベートーヴェン/交響曲第6番 第4楽章(冒頭のみ)
  20:35~20:49(14分)休憩&チューニング

  20:49~21:17(28分)ブラームス/交響曲第2番 第2楽章
       21:17~21:27(10分)ブラームス/交響曲第2番 第4楽章
       

椅子並べ 1stVn.Uさん

おかし
 
 ・2ndVn.Aさんより、ドイツ土産のスイスチョコ(EUですから…)
  ・Va.Jさんより、雷おこし

2018/9/1 Brahms

「張りきって買った服を来た時」、「いいなぁと思ってした髪型」が、周りに、不評だったことが多々あります。

「似合っていない」と言われるのです。

逆に、自分では不出来だと思っていたものが、取り上げられることもしばしばあります。

子どもの頃、なぜだかブラームスのピアノ曲集をするよう言われました。同じ時期に習い始めた友達は、華やかなショパンのワルツを練習していて、それはそれは羨ましかったのを思い出します。

結局、発表会でもブラームスの曲を弾き、なんだかよくわからないけどいろいろな人に褒められたのを覚えています。

大人になって、また別のピアノ教室で習い出した時、またブラームスのラプソディーを練習するよう薦められました。

この時も周りから「向いている」と言われました。

ブラームスとは、切っても切れない縁です。

【Ob.K】


オーケストラ練習 

 19:00~21:30 夙川公民館1階第2集会室 

指導 中牟田先生

練習参加者

 管 Fl=2, Ob=2, Cl=2, Fg=0, Hr=2  以上8名

 弦 Vn1=3, Vn2=3, Va=2, Vc=2     以上10名    合計18名


所要時間 
 
 19:05~20:15(70分)ベートーヴェン/交響曲第6番 第1楽章
  20:15~20:35(20分)ベートーヴェン/交響曲第6番 第2楽章
  20:35~20:47(12分)休憩&チューニング

  20:47~21:26(39分)ブラームス/交響曲第2番 第3楽章
       21:26~21:30(04分)ブラームス/交響曲第2番 第4楽章(冒頭の音のみ)
       

椅子並べ Cl.Mさん

おかし
 
 ・Hr.Aさんより、オリーブクッキー

2018/8/25 記憶

この夏、主人が1人で約1カ月、7年ぶりのドイツ、オーストリア、スロベニアの旅(半分仕事)に出ている。

 

今回日本で留守番の私、主人から送られてくる写真やメッセージに、過去に行った時の「匂い」がよみがえることに、気がついた。写真にある変わらない風景、その空気感が、一瞬にして吹き抜ける。

そしてその空気に感じる匂いにも、種類があるのだけど、今回はやけに「パン」や「ソーセージ(ハムも含む)」が多い。駅の売店で売ってるパン、朝食に出てくるパン、街中のパン屋さん…。いわゆる日本の「焼きたてパン」とは、ちょっと違う、もっと乾いた感じのパンである。

そのパンが食べたくて仕方がない、というのとは、また違うのが、不思議なところでもある。パンが食べたいというよりも、そのシチュエーションの中に身を置きたい、と言った方がしっくりくる。

 

目に焼き付いている記憶とはまた違う「匂いの記憶」。こんな記憶もあったんだ、と改めて気がついた。

 

それにしても、やっぱりドラえもんの「どこでもドア」が欲しい、と、写真を見ながら思うのであった。

【Hr.A】


オーケストラ練習 

 19:00~21:30 上甲子園公民館2階講堂 

指導 中牟田先生

練習参加者

 管 Fl=2,Ob=2,Cl=2,Fg=1,Hr=2  以上9名

 弦 V1=3, V2=2, Va=2, Vc=2     以上9名    合計18名


所要時間 
 
 19:08~20:11(63分)ベートーヴェン/交響曲第6番 第5楽章
  20:11~20:24(13分)休憩&チューニング

  20:24~20:56(32分)ブラームス/交響曲第2番 第2楽章
       20:56~21:29(33分)ブラームス/交響曲第2番 第3楽章
       

椅子並べ Cl.Mさん

おかし
 
 ・Vc.Mさんより、タイ土産のロールクッキー&ライチ味ソフトキャンディー
  ・Fl.NCさんより、塩味饅頭

お祝い
  
・Fl.NYさんより、なんともおめでたい報告が!
   体に気をつけて、これからもみんなで一緒に演奏会を目指していきましょ!!