2019/7/27 高齢者運転 その1

5月末、本番前の練習でアルカイックホールからの帰り、駐車場を出ようとしたら、やけにアクセルが重い。サイドブレーキに手をあててもかかっている気配はない。ふとメーターの前を見ると、見慣れないマークが赤く点灯している。

車を停めて取扱書で調べたら、エンジン警告灯だった。高速走行をせず、販売店に立ち寄るようにと書かれていた。なにぶん夜遅いため車の店はどこも開いていない。アクセルが重いので強く踏むと今度は急加速して、走行が滑らかでないまま、恐る恐る運転してやっと上新庄まで帰れた。
翌朝、早速販売店で調べてもらったら2つの部品が異常をきたしていて交換する必要があるとのこと。
「私が何かしたんでしょうか?」
と聞くと、「いえ、製造過程に起きたと思われます。」と言われて唖然とした。
まだ、購入半年の新車である。
しかも、サポカーSワイドという一番安全だと言われている車にしたばかり。
そして、もっと驚いたことが一週間後に分かった。
同じ車種にも、同様の現象が起きていて、コンピューターの異常によって部品が傷んでしまったという説明。
コンピューターが人間より賢いと思われているから、老人には、自動ブレーキの車を与えよ。と世間で言われていることが、これでは通用しないことになる。
老人が事故を起こせば、酷く叩かれる。
池袋の事故の加害者も、ブレーキが効かなかったと主張しているが、87歳イコール認知症と決めつけられている。だがまだ逮捕されていないところをみると、車の異常がゼロとは断定出来ないのではないかという見方もある。

【Va.H】

オーケストラ練習
19:00~21:30 夙川公民館1階第2集会室

指導
中牟田先生

練習参加者
管 Fl=1, Ob=1, Cl=1, Fg=1, Hr=1    以上5名
弦 Vn1=1, Vn2=2, Va=2 , Vc=2    以上7名  合計12名

所要時間
19:02~19:46(44分)ベートーヴェン/交響曲第2番 第1楽章
19:46~20:25(39分)ベートーヴェン/交響曲第2番 第2楽章
20:25~20:31(06分)ベートーヴェン/交響曲第2番 第3楽章
20:31~20:43(21分)休憩&チューニング
20:43~21:08(25分)ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番1楽章初見
21:08~21:14(06分)ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番2楽章初見
21:14~21:30(16分)ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番3楽章初見

椅子並べ
Cl.K

事務局より
・次回の練習場所は夙川公民館。
・「コリオラン」序曲、楽譜配布

2019/7/20 上を見れば

上を見ればきりがない、
下を見れば底が無い、
横を見れば情けない

こんな色紙が壁に掛かっていた。
神戸のとある料理店。
作者の名があったのか無かったのか憶えていない。
よって、誰の作品かは知らない。

西洋の哲学者某が言った「人間はズボンに似ている」と。
上を望んでも股間につかえて上に行けない。神の領域には到達不可能だ。下にずり落ちたとしても限度がある。悪魔にも堕しきれない。つまりは人間の神にもなれず悪魔にもなれない様がすなわちズボンの如く宙ぶらりんの存在と同様だと言うのだ。これも凄いたとえだ。・・・が、

冒頭の一文は人間ズボン説以上に私を惹きつけた。
そして・・・・
オッと腰を浮かせた途端に、椅子から転げ落ちて尻餅をついた。
同席していた知人が妙な顔で床にへたり込んだ私を見ていた。

【Va.keiji】

オーケストラ練習
19:00~21:30 夙川公民館2階第1集会室

指導
中牟田先生

練習参加者
管 Fl=1, Ob=1, Cl=2, Fg=1, Hr=1    以上6名
弦 Vn1=1, Vn2=3, Va=2        以上6名  合計12名

所要時間
19:00~19:08(08分)セッティングについて
19:08~19:57(49分)ベートーヴェン/交響曲第2番 第2楽章
19:57~20:22(25分)ベートーヴェン/交響曲第2番 第4楽章
20:22~20:43(21分)ベートーヴェン/交響曲第2番 第1楽章
20:43~20:55(12分)休憩&チューニング
20:55~21:08(13分)ベートーヴェン/序曲「コリオラン」初見大会
21:08~21:20(12分)ベートーヴェン/序曲「エグモント」初見大会
21:20~21:25(05分)演奏会の曲について

椅子並べ
Cl.Mさん

事務局より
・次回の練習場所は夙川公民館。
・次回演奏会の曲、決定!!
2020年 第22回定期演奏会(@灘区民ホール)

  オールBeethovenプログラム
(1)劇音楽「エグモント」序曲
(2)ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 ピアニスト/植田伸子様
(3)交響曲第2番
・セッティングを対向配置に。

おまけ
・合奏中に話題になった「コリオラン」とは?
→ウィーンの宮廷秘書官で詩人でもあったハインリヒ・ヨーゼフ・コリンの
戯曲『コリオラン』に感銘を受けて作曲されたようです。
コリオランとはブルタークの「英雄伝」に記されている紀元前5世紀頃のローマの英雄だとか。
ちなみに、交響曲第5番の作曲時期と同じ頃で、第5番1楽章と同じc-moll。
宿命的な色をもつ調ですね~。

・エグモントは?
→序曲を含め、全部で10曲からなるゲーテの戯曲「エグモント」の付随音楽。
エグモントはオランダに実在する人物をモデルにしているようです。
16世紀にスペインの支配下にあったオランダ民衆が、エグモント伯爵を先頭に独立運動を起こすものの、
エグモントはスペインに捕らえられて死刑の宣告をされます。
そこへ、同じく捕らえられて死刑にされた恋人が女神として現れてエグモントを勇気付け、
これに影響を受けて「自分の死はムダにはならない」と意を決し、
刑場に向かうという悲劇の物語だそうです。
「苦しみから喜びへ」のテーマがここにも。
10曲中最後に作曲されたのがこの序曲だとか。

2019/7/13 夢の実現

私達夫婦はここ10年程、年に1,2回車で1週間程度の旅行をしてきた。
今まで、北は山形県、南は鹿児島県まで。

そして、主人の最後の夢は北海道迄マイカーで行くこと。

これには娘達3人が ”年寄りの冷や水” とか ”途中で何かあったら” とか心配したが、主人の決意は変わらず、旅行会社のスタッフにも心配されながら出発した。

まず自宅 - 千葉県の幕張 泊 - 盛岡 連泊 。
そして盛岡から下北半島北端の大間港まで5時間かけて到着し、絶品のマグロ丼と海鮮丼を堪能。
フェリーで函館着。湯の川温泉 泊 - 室蘭の地球岬ー洞爺湖をめぐって - 登別温泉 泊。

富良野(早咲きラベンダーが8分咲き)から美瑛を通って北見に連泊。
北見から帯広(六花亭の本店)-釧路の襟裳岬(寒かった)

ー日高のサラブレット牧場を見ながら白老温泉着 泊 - 羊蹄山、ニセコを廻って、函館着。再度フェリーにて大間着 泊。

大間から次の宿泊地のつくば迄10時間はかかるため、朝食を取らずに6時に出発。長距離移動なので殆ど高速道路利用だが、ちょっと寄り道をして、陸前高田、氣仙沼へ。
奇跡の1本松を車窓から眺め、8年前の津波被害の爪痕のすさまじさと未だに復興途中の実態に胸が痛んだ。

最後に湯河原温泉に宿泊して翌日帰還。

全行程、11泊12日の走行距離 4743キロ。無事に帰れてホッ。

約2週間の練習空白のツケが今週の練習でモロに出た。

【2ndVn.N】

オーケストラ練習
19:00~21:30 夙川公民館2階第1集会室

指導
中牟田先生

練習参加者
管 Fl=1, Ob=1, Cl=2, Fg=1, Hr=1    以上6名
弦 Vn1=1, Vn2=3, Va=3, Vc=1     以上8名   合計14名

所要時間
19:02~19:32(30分)ベートーヴェン/交響曲第2番 第4楽章
19:32~20:36(64分)ベートーヴェン/交響曲第2番 第1楽章
20:36~20:46(10分)休憩&チューニング
20:46~21:15(29分)ベートーヴェン/交響曲第2番 第2楽章
21:15~21:28(13分)ベートーヴェン/交響曲第2番 第3楽章

椅子並べ
Cl.Mさん

事務局より
・次回の練習場所は夙川公民館。
・次回第22回定期演奏会の曲、追加決定。
Beethoven/ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 ピアニスト/植田 伸子様

おかし
・Va.Mさんより,ナッツ。

2019/7/6 聴く

舞台「リア王」に望む日々を、主演の山崎努さんが克明に記録した『俳優のノート』(文春文庫)を最近読んだ。演技に懸ける情熱や役作りの苦闘などが垣間見えて興味深い。

例えば台本の読み込みについて。「作品全体を理解すること。そのためには、自分の役を中心に読まない事」「他の役を理解しなければ自分の役も理解できない」という一節があった。

音楽にも通じる示唆がある。自分の演奏だけに固執していると、おのずと世界が狭くなり、時に自分の進むべき方向を見失う場合が有る。合奏の場においてもこちらの表現(意図)を伝える事は大切だが、まずは周りの音をじっくりと聞くよう心掛けたいものだ。その中で自身の視野が広がり音楽も深まっていくに違いない。この「聞く」とはどういう事だろう。

 

「英語はね、聞ければ話せるよ」と中学生の頃の娘が得意げに言っていた事を今思い出す。使い古しの英会話上達法をその言葉通り理解するのはたやすい事だが、果たして英語に苦労する父親を見て気安くアドバイスしてくれた娘の気遣いや優しさまで推し量る事があの時に出来ただろうか。

聞くとはミューのメンバーや作曲家が発する演奏や音符に込めた、その先にある大事なものを疎かにせず、真摯に思考(想像)する事だと思う。演奏の技術はおぼつかなくとも、聞くことに関してはまだ多くの伸び代が残っているようだ。より一層の成長を目指したい。

【Fg.N】

オーケストラ練習
19:00~21:30 夙川公民館2階第1集会室

指導
中牟田先生

練習参加者
管 Fl=1, Ob=1, Cl=2, Fg=2, Hr=1    以上7名
弦 Vn1=1, Vn2=2, Va=2, Vc=1     以上6名   合計13名

所要時間
19:03~20:10(67分)ベートーヴェン/交響曲第2番 第1楽章
20:10~20:30(20分)ベートーヴェン/交響曲第2番 第2楽章
20:30~20:52(22分)休憩&チューニング
20:52~21:17(25分)ベートーヴェン/交響曲第2番 第2楽章
21:17~21:27(10分)ベートーヴェン/交響曲第2番 第3楽章

椅子並べ
Cl.Mさん

事務局より
・次回の練習場所は夙川公民館。

事務局より
・Vn,Iさんより,クッキー
・Vn.Nさんより,バタークッキー