20年目のミューです。

9月28日(日)@中華会館にて団内コンサート&練習

参加されたみなさま、1日お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
(残念ながら参加できなかった団員の皆様、次回はまた楽しい音楽を一緒に創りましょうね。)

朝9時、一番に到着されていたのは、FgのNさんでした。
朝の10時からの練習では、
練習に参加しない管楽器のメンバーがたくさん見に来てくれていました。
集合時刻はつくらなかったのに、です。
13時からの本番では、演奏しない弦メンバーが見守ってくれているのを
私は演奏しながら肌で感じていました。


幸せな時間。

誰かと一緒に何かを創るって、
一緒に演奏して音楽を創っているときだけではなく、
観客のメンバーと演奏しているメンバーとでも、
一緒にできるんだなぁと思いました。
不思議な感覚でした。


演奏会では1番目指して会場へいつも行くようにしています。
でも、私よりも早い時間に到着する方がいたということは、
同じことを考えてくださっているんだなぁと感じていました。

どんなアプローチであろうが、
同じものを見つめることができる仲間が増えてきたことは、
個人的にはとても嬉しいことだと感じています。


今回はここ最近久しくしていなかったミニコンサートとも形態が異なり、
完全に団内発表会と進捗状況の確認でしたね。

最後の「英雄」の通し練習の時に、14,5年前のことでしょか、
昔の練習風景を思い出していました。

もっともっと狭い練習会場で、
中牟田先生とコンミスと私と、育休中のVcの4人で合奏した日があります。
しかも、「交響曲」を、です。
モーツァルトかベートーベンだったかなぁ。。。

あの小さな小さなミューが、
ここまで人数がそろい(といってももっと人は欲しいですが)、
こうやって進捗状況を確認してみようという団体にまでなったことに
感慨深いものを感じて音楽を見つめていました。
私にとっては「見つめる」というのがぴったりの音楽の時間でした。

ミューは普通の室内楽オケではないのかもなぁと、思うことがあります。
ハチャメチャなときもありますね。(笑)
でも、
あまりにも人間的な団体だなぁと思うことがあったりします。
他の団体の何を知っているかと問われれば、答えられませんが、
私にとっては、ミューは大切なオケで、なくてはならないものです。
この約20年、私の心の真ん中にはいつもミューがありました。

プレーヤー3人で指揮者先生とともに交響曲を「合奏」して続けてきたこと、
解散しても、また立て直してここまできたこと、
どんなことがあっても、中牟田先生とコンミスとやってきたこと、
それら1つ1つが、私にとっての誇りだなぁと思います。

続けようとしなければ続かない。
いろんなことがありながらも、あきらめずにやってこれたこと、
これが私の自信にもなっています。



今回の企画にも賛同してくれた団員のみなさんや関係者のみなさまに、
そして、中牟田先生に
心からの感謝です。
言葉では言えないほどに。

目に見えない音楽を創っているのに、
目に見えない心からの感謝を表現するのは、なんとむずかしいことか。。。


私は今回の時間を経験し、またミューが好きになりました。
今回会場に居たみなさんのおかげで、です。
ミューをもっともっと好きにさせていただいて、ありがとうございました。

こんな素敵な団体の団長さんをさせてもらえることって、
幸せだなぁと思うばかりです。
「団長」という仕事は、団員をを支えているんじゃなくて、
全員に支えられてできる仕事だなぁと、ミューではいつも思います。

至らない私をいつもいつも支えていただいて、
笑わせてもらって、
感動をつくってくれて、
優しい気持ちをくれて、
本当にありがとうございます。


次は2月の定演ですね。(^^)

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“20年目のミューです。” への1件の返信

  1. 団長の心配りが嬉しく、
    中牟田先生の優しさと音楽の深さに日々時々感動し、
    コンミスの寛容と厳しさを併せ持つ指導力に心酔して
    ミューでの音楽を楽しめる幸せを後何年続けられるか・・・。
    2014年11月で満77歳。残りの年数を数え始めねばならない歳になってきました。
    人生の終盤に、ミューに在籍出来た事を、ミューの創立と継続に尽くされた先生と諸先輩方と、小生如き老人を受入れてくれている団員の皆様に感謝する気持ちを更に高めてくれた、9月28日はそんな1日だった・・です。
    老骨に鞭打って2015年2月の定演を目指します。そしてその次も・・・。のつもり。
    どうか、この年寄りをよろしく!

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