みなさんへ。

第15回定期演奏会、終演です。
いつも通りドキドキの演奏会でした。
うわぁ~、あぶない~!ってドキドキ、めっちゃおもしろい!!ってドキドキ。

演奏会を見に来ていた知り合いが、「なんでずっとにこにこしてたん?」って言ってました。
そんなに終始とは思いませんでした。
多少、おもしろい音が出たときに、笑っていた記憶はありますが。

ただただ、演奏しながらアイコンタクトして、あちこち見ていたら
ミューで吹けるって楽しいなぁと思っていました。
音を飛ばしたら、そっちのパートから音がちゃんと返事で返ってくるんで、
そのやりとりが楽しいなぁと思っていました。

終わってしまえばあっという間の1日ですが、この1日のために、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

その1、エキストラの皆さん。

  「いい雰囲気の楽団ですねぇ。」。
  他のアマチュアオケにもトラに行きますが、ミューの雰囲気、私、好きです」

  「どれだけ力のなれているか心配です。少しでもみなさんの役に立ちたいのですが」

  「一緒に弾いている時はエキストラじゃないんです。
  一緒に音楽を作る限りは、団員と私は思って弾いています。」

  「団の姿勢、素晴らしいですね」

  「何か、お手伝いできることないですか」

悪い所に目をやるのは簡単なことだけに、温かい言葉ばかりだなぁと思います。
エキストラのみなさんに助けられるのは、音楽を共に創るということだけではありません。
人としての温かさをいただいて、どういうふうに人を支えるのか教えていただいています。
ミューのいいところに目を向けてくださるみなさんのお気持ちに、本当に感謝です。

また、今回の演奏会で裏方として働いてくれていたスタッフのみなさん。
当日だけの参加で、わかりにくいこともたくさんあったでしょうが、
自分にできることならなんでも手伝うから!と言う言葉に甘えています。
ミューとは直接関わりもないのに、快く仕事を引き受けてくださり、ありがとうございました。

その2、団員のみなさん。

・・・実は、みなさんからいただいたものがたくさんありすぎて書けません。

私は、自分の気持ちを表現しているようで、なかなかしていません。
周りから見ると、びっくりするようですが。(笑)
思っていることを、どうやって言葉にして伝えればいいのか、
時々、気持ちの方が先走ってしまって、あとから考えると
一番伝えたかったことが話せていないなぁと思うことが多々あります。
なのに、いらんことを言ってしまったと後から山ほど、今でもあります。

心の中で感じていることを言葉にしなくても、感じ取ってくれる団員さんや
自分ができることを伝えてくれたり手伝ってくれたり、みなさんに助けられてるなぁって思います。
私がしたいことをさせてもらえるように、してくれているのですから。

  「自分にできることない?」

  「あとやることない?」
  「ありがとう」

こちらのほうがありがとうと思うことばかりです。

もっともっと練習して、みんなでレベルアップしていきたいなぁと思っています。
楽しいだけの音楽じゃなくて、もっと深いところで繋がりあうレベルアップをしたいですね。
人としての和も、演奏家集団としての音楽も。
どうぞ、これからもよろしくお願いします。

その3 観客のみなさま

会場内、温かい拍手だったなぁと思います。
よくも悪くもミューの今を表現している、ミューらしい音楽でした。
拍手をしてくださったみなさんや会場に足を運んでくださったみなさんに、感謝です。

今回、昨年の演奏会でお世話になった第九の合唱団の方々や
合唱指導をしてくださっていた橘先生が会場にかけつけてくださっていました。
ピアノ協奏曲でお世話になった中牟田豊子先生もかけつけてくださっていました。
もう、本当にうれしかった!
縁は去年の演奏会で終わったのではなく、まだまだ続くのだと、見せてくださったのですから。

少しでも、とチケットを販売してくださったり、
少しでも、と知り合いにミューのこの演奏会を紹介してくださったり、
身内のように考えてくださっている、そのお気持ちの温かさに、心がほんわかしました。
ありがとうございました。

その4、コンマス

ミューの音楽創りだけでなく、
私の仕事を少しでも減らそうとして、正直なところ、余計に仕事を抱えさせてしまっています。
本当は音楽だけに没頭してもらいたいと思いつつも、彼女がいることが本当に心強いと思っています。

ずっと一緒にやってきましたが、先生とコンミスがいないとミューじゃないなぁ。
公開告白ですが(笑)、本当にいつもありがとうと思っています。

演奏会は、まったく表には見えない仕事が山ほどあるのですが、
彼女はいつもミューの団員を家族のように思っているし、
ミューにとって一番何がいいのか、試行錯誤しながらも、いつも考えてくれて仕事をしてくれています。

彼女がいてくれて、よかった。

その5、中牟田先生

創設当時からお世話になっている中牟田先生。
私は第2回目の演奏会から参加していますが、
去年に続き今回も大所帯になったことで、このところ、昔を思い出していました。

先生とコンマスとチェロの彼女、そして私。
この人数で小さな部屋でミューの練習をする日もありましたね。
あのときは、まさかここまで大きい編成で演奏会ができる日がくるとは思ってもいませんでした。
続けなければ、何も変わらないなぁと思いつつも、まさか、、、という感じです。

ずっとずっと粘り強く指導を続けてきてくださったことに感謝しています。

先生の高い理想に近づくにはまだまだ遠い道のりかもしれませんし、
傍目から見たら無理じゃないかと言われるかもしれませんが、
私はぜ~~ったいにあきらめません。
好きなものや人への熱だけは、冷めることはありませんから。
ミューを好きな気持ちと、「音楽したい」気持ちをもって、これからも進めていきたいと思います。

先生、これからもどうぞご指導よろしくお願いします。
先生のもとで音楽できること、私はとっても幸せです。

最後に。
いろいろと変更をお願いしたり、こちらの急な注文をいいつつも、
いつも快く対応してくださったホールスタッフのみなさま、ありがとうございました。

さて。
次がまた始まりました。
団員のみなさん、またよろしくお願いします。

みなさん、ありがとうございました。

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