2025/03/08 紅梅と白梅と。

3月となり寒さが少しずつ緩みながらも、まだまだ朝晩は冷え込む。
とはいえ、1週間前に梅が咲いているなぁと思っていたら、今朝はずいぶんと花開いていた。
近くの公園では、なんとな~く梅の香が。

何年か前に奈良で梅の里に行ったことがある。
村全体が梅の香に包まれていて、梅ってこんな香りなんだなぁと初めて知った。
日本人的な感覚なんだろうなぁ。
梅と桜を愛でるということ。
雅さ。

梅に鶯。
鶯の声も、時間が経つと美しさが増す。

鳥も練習してあれだけ美しく歌えるのだから、楽器を道具とするならば、もっと練習が必要だよなぁ。。。
体と楽器の一体化、その瞬間の喜び。
手の中に楽器と音楽が入り込んでくるひと時。
その一瞬を知ってしまったから、離れられないんだろうなぁとも思う。

ちなみに、鶯のことをJapanese nightingaleと言うのを初めて知った!
春告鳥に出会えるのも、もうすぐだなぁ。
ほ~ほけきょっ。(Cl.sonne)

【練習場所】

夙川公民館1階 第2集会室

【練習参加者】
管 Fl=1, Ob=1, Cl=2, Fg=0, Hr=0,Trp=0 以上4名
弦 Vn1=1, Vn2=0, Va=0, Vc=2, KB=1  以上3名  合計7名

【練習曲】
チャイコフスキー/交響曲第5番4・2・3楽章

【お知らせ】
・3/15(土)は練習お休みのため、次回の練習日は3/22(土)。
・次回は1楽章。(予定は未定…)

2025/03/01 成功と失敗と。

10年以上前に、切り抜いた詩に再会。
高校生が書いたもの。
切り抜きをいまだに持っている。
「成功の反対は、失敗ではなく、何もしないこと」

不思議なもので、この言葉そのものに、また最近出会った。
そして、この言葉の続きとも言えそうな言葉にも出会えた。
「成功の反対は、何もしないこと。
失敗はチャレンジした証。」

なんだろうな~。
10年おきくらいの周期で、出会うべくしてやってくる言葉たち。

昔から、大胆さと石橋たたいても渡らない慎重さを持ってるけど(笑)、今はチャレンジの時期なんだろうなぁ。
神様が応援してくれてるんかな~って思う。
失敗なくして成功はないけれど、チャレンジするってタイミングもあるなぁと、つくづく思う今。

やりたいこと、やるべきこと、今はやらないでいいこと。
玉虫色の衣の女神さまは前髪しかないけれど、見計らわねば。

生きてるなぁと、改めて思う今。

【練習場所】
夙川公民館1階 第2集会室

【練習参加者】
管 Fl=1, Ob=1, Cl=2, Fg=0, Hr=0,Trp=0 以上4名
弦 Vn1=1, Vn2=1, Va=0, Vc=1, KB=0  以上3名  合計7名

【練習曲】
チャイコフスキー/交響曲第5番 第4・1・2楽章

【お知らせ】
・次回は2楽章。(予定は未定…)

2025/02/22 原点回帰

毎週土曜日の早朝に放送される音楽番組。
子供たちを集めた山田和樹マエストロによる「未来オーケストラ」。
この2週間は音楽創りの様子の放送だった。
今回はその本番の様子。

練習時からも、このマエストロが子供に伝えることは本質をついてるなぁと思いながら、見ていた。
子供に考えさせつつ、子供たちを「一人の演奏家」として接することがよかった。
それだけ力量のある子供たちだから、ということもあるのだろうけれども。

自分自身のいままでの音楽創りを想う。
結局、草津音楽アカデミーでもそうだったけれど、ああいいなぁと思う人たちは有名無名関係なく、みなさん同じことを言っている気がする。
ここまで生きてきて、幸せな音楽創りがこれまでできてたなぁとこれまでを振り返ると、泣けてしまった。

山田氏が言うことは、これまでに教えてもらってきたことばかりだった。
いままでの過去が今の私を作っている。
周りの先生方にも仲間にも、感謝しかないなぁ。

この番組に出てくるのは、実力ある子供たちばかりなので、技術が高いことが前提とはなるが、音楽するってこういうことだよなぁと思う。
笑顔が笑顔を呼び、集中力が音楽の密度を高め、伝えたいという気持ちが波動となって観客の心を動かす。
技術が心を動かすことももちろんあるけれど、あの純粋に音楽を楽しみ、自己表現として楽器を奏でる音楽。
こういう心の音を聞かせてもらえると、泣くわ。。。(笑)
よい音楽は、聞き手の心を豊かにするものだなぁと思う。

今回は、編曲も面白く、たぶんクラシック音楽をそんなに聴かない人でも、わかりやすい名曲集。
昔、フックトーンクラシックって流行したけれど、そんな感じで「クラシックのおもちゃ箱」というタイトルで、1曲にまとめられていた。
ベートーヴェンンからブラームスはありがちだろうけれど、ショスタコーヴィチやガーシュインになったり、ラベルやプロコフィエフになったかと思うと、またベートーヴェンへ。
奏者としては、曲感が違うから切り替えが大変だなぁ~とは思いつつ聞いた。
いや、あの変化球ぶりは大変だわ~~。(笑)

子供だからいいのではなく、一人の人間として音楽を創る姿勢がいいなぁと思う。

ナマモノの音楽。
一歩一歩、今できることを積み重ねていくしかない。
まぁ、とりあえずは音階練習かなぁ。。。
冬でピッチが低くなるのもあるけれど、調性が出せず悩ましい今日の私の4楽章…。(Cl.sonne)

【練習場所】
夙川公民館1階 第2集会室

【練習参加者】
管 Fl=1, Ob=1, Cl=2, Fg=0, Hr=0,Trp=0 以上4名
弦 Vn1=1, Vn2=1, Va=0, Vc=2, KB=0  以上4名  合計8名

【練習曲】
チャイコフスキー/交響曲第5番4→3楽章

【お知らせ】
・次回も第3・4楽章の予定。(Hrさん参加で2楽章も…?)

2025/02/15 春の気配。

温かな週末。
また翌週には寒の戻りがあるらしいが。
春の気配を感じる陽光の温かさ。

12月頃には、木々たちが春の準備を始めていた。
これまでじっくり自然を見ながら過ごすことがなかった。
このところの週末のトレーニング中は、自然を堪能し、たくさんのことを発見している。
そして、深呼吸しながら、小鳥たちの鳴き声を聴く。

桜って、気温の蓄積で開花を始めるらしいけれど、こんな寒い時からもう春の準備を始めているんだなぁ~、と12月頃の週末のトレーニングの時に見ていた。

命って、力強い。
みんな生きようとしているんだなぁって、公園の中でトレーニングしていると思うことが多い。
なのに、人間ってなんて弱いんだろう。
そして、なんて強いんだろうとも思う。
人間って自然の一部。
それを忘れがちだなぁと、音楽をしていると思うことがある。

今日の練習は、人間らしい創造の音楽が見えた。
2ndVn.さんが、なんとも2ndVn.らしい音を出していた。
そして、コンミスさんは直前の宣言通りに、チャイコフスキーのバレエそのものの音楽を3楽章で体現するし。
個人的に去年見たプロの公演による、ミニ(?)バレエの白鳥湖の空気感。
チュチュや足さばきを思い出すような音楽するのだから、かなわないなぁ。(笑)

花開くような、自然の音楽。
瞬間芸術だからこその、ナマモノの音楽。
合奏の醍醐味。(Cl.sonne)

【練習場所】
夙川公民館2階 第1集会室

【練習参加者】
管 Fl=1, Ob=1, Cl=2, Fg=0, Hr=0,Trp=0 以上4名
弦 Vn1=1, Vn2=1, Va=0, Vc=2, KB=0  以上4名  合計8名

【練習曲】
チャイオフスキー/交響曲第5番4楽章
ざっと第1~3楽章通し

【連絡】
・次回も、4楽章から。