弱き者よ、汝の名は女なり(Frailty, thy name iswoman.)。このハムレットの名セリフが坪内逍遥の誤訳だそうだ。なのに、日本語の諺の様になっている。「弱き者よ」ではなく「脆き者よ」が正しいらしい。原文のFrailty.は脆いという形容詞frailの名詞形だ。貞操が脆く崩れる意味で、脆きものには誘惑に脆い、の意味持たせるため、シェークスピアはこの語を使った。Thyはyouの古語で、和訳で汝と訳したのは名訳。
父の死後、日を経ずして父王の仇である弟と再婚した母親を罵るハムレットのセリフとして、「脆き者よ」の方が強く激しく訴える強さがあると納得出来る訳語だ。そして、この脆さこそ実のところ女子の強さの源なのだと思う。男はこの脆さにこそ兜を脱ぐ。そう、女子は決して弱くは無い。
坪内逍遥は後年、脆き者よ、に訂正した。坪内逍遥も年を経て女子は脆くはあっても弱くは無いと知ったのだろう。
ついでに誤訳をもう一つ思い出した。
働かざるものは食うべからず・・・は曾野綾子氏によると誤訳だそうで、正しくはイエス・キリストは「働きたく無い物は食べてはならない」・・・と言ったんだって。・・・納得!
【Va.keiji】
オーケストラ練習
19:00~21:30 夙川公民館1第2集会室
指導 中牟田先生
練習参加者
管 Fl=2, Ob=2, Cl=1, Fg=0+1(Fgに扮したちぇろ弾き), Hr=2 以上8名
弦 Vn1=2, Vn2=3, Va=2+1(臨時ヴィオリスト), Vc=1 以上9名 合計17名
所要時間
19:01~19:54(53分)ベートーヴェン/交響曲第6番 第4楽章
19:54~20:27(33分)ベートーヴェン/交響曲第6番 第5楽章
20:27~20:42(15分)休憩&チューニング
20:42~21:30(48分)ブラームス/交響曲第2番 第4楽章
椅子並べ Va.Mさん,Cl.K
事務局より
・次回の練習は芦屋の上宮川文化センター。