クレオパトラの鼻がもう少し低かったら世界の歴史は今日とは違った物になっていただろうと欧州の某歴史学者が言った。有名な話である。その真偽を検証する術は無い。
芥川龍之介は「鼻」で短編を書いた。夏目漱石に絶賛されて作家として立つ決心をしたそうな。
エドモン・ロスタンの戯曲による、シラノ・ド・ベルジュラック(17世紀フランスに実在した剣豪で且つ作家)はその鼻が異常に巨大だった故に失恋したと錯覚したが絶望どころか人生を更に有意義に生きた。彼、自嘲して曰く、「ぷかりぷかりとお主がタバコ、鼻が煙か煙が鼻か、向こう三軒両隣火事だ火事だと大騒ぎ。」とか、「やよ鼻よ、尊大なる鼻、疾風ならでは風邪引かぬ鼻」とか。
そして死に臨んで自ら墓碑銘を詠んだ。
「哲学者たり理学者たり詩人、剣客、音楽家、はたまた天空の旅行者たり、打てば響く毒舌の名人、さてはまた私心なき恋愛の殉教者、エルキュール・サヴィニアン・ド・シラノ・ド・ベルジュラック氏ここに眠る。彼は全てなりき。しかしてまた、空なりき。」・・・・と。
最後の一句「彼は全てなりき、しかしてまた、空なりき。」なんて、泣かせるではないか。
実在の人物で、月世界旅行記(岩波文庫)なるSF小説を発表している上に剣豪で詩人でもあった。
鼻はクレオパトラ、芥川、シラノ、それぞれにとって、人生の重要な位置を占めている。
己の鼻は???じっと鏡を見る。だんだん奇妙でキテレツに見えて来た・・・人生に大いなる影響力があるとは到底思えない。あほくさ~。
【Va.M】
オーケストラ練習
19:00~21:30 夙川公民館1階 第2集会室
指導 中牟田先生
練習参加者
管 Fl=2,Ob=1,Cl=2,Fg=1,Hr=3 以上9名
弦 V1=4(見学1), V2=4, Va=2, Vc=1 以上11名
合計20名
所要時間
19:04~19:48(44分)ベートーヴェン/交響曲第6番 第4楽章
19:48~20:23(35分)ベートーヴェン/交響曲第6番 第5楽章
20:23~20:36(13分)休憩&チューニング
20:36~20:54(18分)ブラームス/交響曲第2番 第3楽章
20:54~21:30(36分)ブラームス/交響曲第2番 第4楽章
椅子並べ Cl.Mさん
おかし
・2ndVn.Iさんから お煎餅