この日の練習は、参加人数が少ないことで急遽、室内楽の楽曲練習に変更。
ブラームス「クラリネット五重奏曲」。
10年以上昔だったか、3人で合わせてみたが、ま~通らない(笑)。
難曲。
ともかく、どう絡み合うのかもよくわからない状態だった。
今回は、技術面でできていないところは多々あるものの、なんとか通った。
それだけでも、この10年近い時間の経験の積み上げを感じる。
幸せな時間だなぁ。
自分のやってきたことを実感できる贅沢さ。
ブラームスの「クラリネット五重奏曲」は、非公開で宮廷で演奏されたとか。
1891年11月24日のことらしい。
センチメンタルな時期にふさわしい曲。
ブラームスの曲って、幸せいっぱいの愛を感じるところもある一方で、
何とも言えない哀愁も同時にある。
クラリネットソナタ2番は、愛情たっぷりなのに、
どこか滑稽さもあったり、
人々の生活の音が聞こえてきたり、
どこか浮世離れした鐘の音が聞こえてくる。
でも、そこに息づく人の姿が必ず見える。
人間らしい音楽創りを目指していきたいなぁと思うばかり。(Cl.sonne)
【練習場所】
プレラホール 練習室
【練習参加者】
管 Fl=0, Ob=0, Cl=1, Fg=0, Hr=0,Trp=0 以上1名
弦 Vn1=1, Vn2=0, Va=0, Vc=2, KB=0 以上3名 合計4名
【練習曲】
ブラームス「クラリネット五重奏曲」