毎週土曜日の早朝に放送される音楽番組。
子供たちを集めた山田和樹マエストロによる「未来オーケストラ」。
この2週間は音楽創りの様子の放送だった。
今回はその本番の様子。
練習時からも、このマエストロが子供に伝えることは本質をついてるなぁと思いながら、見ていた。
子供に考えさせつつ、子供たちを「一人の演奏家」として接することがよかった。
それだけ力量のある子供たちだから、ということもあるのだろうけれども。
自分自身のいままでの音楽創りを想う。
結局、草津音楽アカデミーでもそうだったけれど、ああいいなぁと思う人たちは有名無名関係なく、みなさん同じことを言っている気がする。
ここまで生きてきて、幸せな音楽創りがこれまでできてたなぁとこれまでを振り返ると、泣けてしまった。
山田氏が言うことは、これまでに教えてもらってきたことばかりだった。
いままでの過去が今の私を作っている。
周りの先生方にも仲間にも、感謝しかないなぁ。
この番組に出てくるのは、実力ある子供たちばかりなので、技術が高いことが前提とはなるが、音楽するってこういうことだよなぁと思う。
笑顔が笑顔を呼び、集中力が音楽の密度を高め、伝えたいという気持ちが波動となって観客の心を動かす。
技術が心を動かすことももちろんあるけれど、あの純粋に音楽を楽しみ、自己表現として楽器を奏でる音楽。
こういう心の音を聞かせてもらえると、泣くわ。。。(笑)
よい音楽は、聞き手の心を豊かにするものだなぁと思う。
今回は、編曲も面白く、たぶんクラシック音楽をそんなに聴かない人でも、わかりやすい名曲集。
昔、フックトーンクラシックって流行したけれど、そんな感じで「クラシックのおもちゃ箱」というタイトルで、1曲にまとめられていた。
ベートーヴェンンからブラームスはありがちだろうけれど、ショスタコーヴィチやガーシュインになったり、ラベルやプロコフィエフになったかと思うと、またベートーヴェンへ。
奏者としては、曲感が違うから切り替えが大変だなぁ~とは思いつつ聞いた。
いや、あの変化球ぶりは大変だわ~~。(笑)
子供だからいいのではなく、一人の人間として音楽を創る姿勢がいいなぁと思う。
ナマモノの音楽。
一歩一歩、今できることを積み重ねていくしかない。
まぁ、とりあえずは音階練習かなぁ。。。
冬でピッチが低くなるのもあるけれど、調性が出せず悩ましい今日の私の4楽章…。(Cl.sonne)
【練習場所】
夙川公民館1階 第2集会室
【練習参加者】
管 Fl=1, Ob=1, Cl=2, Fg=0, Hr=0,Trp=0 以上4名
弦 Vn1=1, Vn2=1, Va=0, Vc=2, KB=0 以上4名 合計8名
【練習曲】
チャイコフスキー/交響曲第5番4→3楽章
【お知らせ】
・次回も第3・4楽章の予定。(Hrさん参加で2楽章も…?)