ミューの練習前に、久しぶりに音楽のオベンキョー会へ行った。
プロの弦楽器奏者さんとピアノのブラームスのカルテット。
その中で、クララコードを聴いていると、涙が出てしまった。
もちろん、奏者の方々の音楽創りの素晴らしさもあるだろう。
けれど、ブラームスの愛いっぱいの音型を感じて、この音符の動きって、愛情たっぷりの音だなぁと思うと、もう涙腺だめだった(笑)。
演奏を聴きながら、部屋から外を見ると、なんとも寒くて温かな空だった。
対極にあるものを同時に感じる不思議さ。
雲が少々出ているけれど、日本の冬らしい空だ。
あの山の向こうにいるクララへ、音楽を届けたいとブラームスは思って創ったのかなぁと思った。
ブラームスの交響曲第1番のHrの音もそうだけれど、クララを想っての音って、人間らしくて琴線に触れる。
音楽って、心の音なんだよなぁってつくづく思う。
しかもハ短調かぁ。意味深だなぁ。。。
週末の公園での筋トレやストレッチをしていると、鳥たちの声がよく聴こえる。
あんなに小さい音なのに、なんと響くことか。
音楽そのものが、自然の音だなぁということを思い出された。
それを忘れての演奏は自然の摂理に反するから、感動って薄れるのかなぁとも。
技術の高い演奏ではなく、感動は違うところで起きている。
もちろん、技術あってのことでもあるけれど。
子供の合唱に感動することは、そのあたりがあるからかな。
私にはやっぱりうちのコンミスの音楽が好きだなぁと思うし、もっと音楽が揺らせばいいのに、と思うことすらある。
人間らしい揺らぎの音楽。放物線的な。
といっても、私自身が音をつけていけるかはわからないが(笑)
今日のチャイコフスキーの5番も、自然の音がいっぱい。
写真も実はロシアの秋のツンドラの様子。
長く閉ざされた雪の下には、この命の芽吹きや命のリレーも。
(Cl.sonne)
【練習場所】
プレラホール練習室
【練習参加者】
管 Fl=1, Ob=1, Cl=2, Fg=0, Hr=1,Trp=0 以上5名
弦 Vn1=1, Vn2=1, Va=0, Vc=2, KB=0 以上4名 合計9名
【練習曲】
チャイコフスキー/交響曲第5番2・3楽章、1楽章通すだけ。
【おやつ】
・コーヒーとチョコクッキー。
【お知らせ】
・2/1(土)は練習お休み。次回は2/8(土)。
・次回練習は4楽章の予定。