2017/09/23　表情

小学校3年生の時の話です。

6時からの友達のお誕生日会を楽しみにしながら、ピアノの先生宅のチャイムを押しました。

先生は、私の顔を見るなり、「今日あなたはピアノを弾く顔になっていません。お帰りください。」

ピシャっとドアを閉められました。

厳しい先生だったので、練習が出来ていなくて、窓から楽譜を投げ捨てられたことはしばしばありました。

(その楽譜を庭の犬に噛られたこともあります(事実です))

でもそのときばかりは本当に困りました。

「ピアノを弾く顔ってどんなのだろう」

何度も鏡で自分の顔を見ましたが、結局よく理解できないままにいました。

とうとう次のレッスンの日

「今日は１曲でも?もらいたいな」 

強く思いながらチャイムを押しました。

帰り道、道脇には彼岸花がところ狭しと咲いていました。

それ以来私は、「ちゃんと楽器を吹く顔になっているか」

練習前に鏡を見るのです。
【Ob.K】

オーケストラ練習
19:00~21:30　上甲子園公民館2階講堂

練習参加者

　管　Fl=2, Ob=2 , Cl=2 , Fg=1 , Hr=2 ,  Trp＝0　　　　以上9名(女性5名)

　弦　V1=3 , V2=3(中1男子:1 ) , Va=1 , Vc=1 , K.B.=0    以上8名(女性4名)

                                          　　　　　　　合計17名(女性10名）他に女児が3名