2025/08/10 気配

ドボルジャークを吹いていると、時々、ベートーヴェンの気配を感じる。
ワグネリアンでもあったドボルジャークだけど、民族色のを感じさせながらも、どことなくブラームスの音もする。
ブラームスとはお友達、ワーグナーは敬愛(心酔?)しているし、ワーグナー派とブラームス派の対立のときって、どうだったんかなぁとか思ってしまう。

音楽って純粋にすればするほど、いろんなことに巻き込まれていく感じもする。

ムジカ・インストゥルメンタリス
ムジカ・フマーナ
ムジカ・ムンダーナ
って、古代ギリシャ人が考えていた、「理にかなっている」音楽をしたいだけだろうと思うのだけれど。
人が集えば人の数だけ問題も起こるけれど。

ムジカ・ムンダーナって音楽をしたものだなぁ。。。(Cl.sonne)

【練習場所】
夙川公民館1階 第2集会室

【練習参加者】
管 Fl=1, Ob=1, Cl=2, Fg=0, Hr=0,Trp=0 以上4名
弦 Vn1=1, Vn2=1, Va=0, Vc=2, KB=0  以上4名  合計8名

【練習曲】
ドボルジャーク/交響曲第6番 全楽章

【Kaffee Zeit】
・インドの珈琲らしい。

【お知らせ】
・次回、4楽章中心に。

2025/07/26 フリアント

現在のドボルジャークの第3楽章の「フリアント」が最初はどうなるかと思いきや、なんとな~くわかってきた今日この頃。(今頃?(笑))

民族のリズムって、やっぱり血のなせるワザだなぁと思う。
今の時期なら、日本の盆踊りという感じ?(なんかちがう?(笑))

6年前に、大阪でチェコの民族展みたいなものをやっていて行ったことがある。
まぁ、チェコビール飲みたかっただけ。(笑)
そこで、チェコから現地の奏者が来ていた演奏してくださった。
まぁ、見事なリズムの取り方。
弦楽器のなんとも言えない、心揺さぶられる音。
有名なオケとかそういのではなく、現地の方というか、大地に根付いている感じ。

チェコフィル聴きに行ったときも思ったけれど、弦楽器の音が、ちがうんだよねぇ。。。
国の歴史も影響しているのだろうなぁとは思うけれど、深い音。

オーストリア行った時に、め~~~っちゃ田舎のお店で、それは恐ろしく素晴らしい音楽に出会ったことがある。
オケのプロ奏者とは土台が違うので比較はできない、民族音楽の奏者。
こういう音楽が自然と聴いて生きている大衆にとっては、フリアントなんて考えて演奏するわけではないだろう。
だからこそ、出会うと世界が広がる感じがする。

日本人って奇数が好きなのに、奇数の音楽が苦手な人多い。
337拍子とかいいながらも、あれも4拍子だし。(笑)
各国によってワルツ3拍子の取り方もちがうし、フリアントのように2+2+2+3+3っていうのは、ピタっとあってくると、おもしろいなぁ~と思う今日この頃。(Cl.sonne)

【練習場所】
上宮川文化センター 視聴覚室

【練習参加者】
管 Fl=1, Ob=1, Cl=2, Fg=0, Hr=0,Trp=0 以上4名
弦 Vn1=1, Vn2=1, Va=2, Vc=0, KB=0  以上4名  合計8名

【練習曲】
ドボルジャーク 交響曲第6番第3楽章、4楽章、1楽章

【お知らせ】
・8/3(土)お休みでした。(あとから書いたので…)

2025/07/05 土の香り

6/7は仕事のため練習をお休みし、
その後6/14・21・28は練習がなかったので、
HP更新をしようとしたら、
もうすぐ7月が終わるという時期に。。。
光陰矢の如し。。。

それにしても、暑い・熱い毎日。
仕事中に軽く熱中症にもなり、体力回復中。。。

それでもなぜか、この時期の夕方の空の色には心惹かれる。
子供のころから、秋の気配を感じさせるような、空の赤さや空の遠さが好き。
小学生時代、公園の築山の遊具に寝っ転がっては空を見ていた覚えがある。
毎日のように空を見ていたっけなぁ。

最近見る空は、あの頃のことを思い出させる、郷愁を彷彿とさせる色の空。
それだけ年を重ねたということか。

Mozartのクラリネット協奏曲第2楽章は、豊穣の秋の音楽と言われているが、その感じでもなく。
なんというか、最近の空は、涙が出てきそうな空の色。

こういう色を見ると、音で表現したいなぁと思う。

7/5の練習時に、ドボルジャークの土を感じた。
ピアノ連弾で「スラブ舞曲」弾いたときも、土の音だなぁとは思ったけれど。
今の練習曲である交響曲第6番は、そこまでの土着な感じがしない。
だからか、3楽章は、土の「香り」というより、「匂い」という感じ。

練習中に思ったのは、彼は「新世界」をどういうふうに見えたのかなぁということ。
「新世界『から』」と、彼のボヘミアの郷愁感が、この時期の夕方の空と重なったのか。

自分の思いと感じた色が重なると、音楽聴くだけで感情が浮き上がってくるなぁ。
考えて出てくるのではなく、ふわ~という感じで。(Cl.sonne)

【練習場所】
夙川公民館2階 第1集会室

【練習参加者 5/31】
管 Fl=1, Ob=1, Cl=2, Fg=0, Hr=1,Trp=0 以上5名
弦 Vn1=1, Vn2=1, Va=0, Vc=1, KB=0  以上3名  合計8名

【練習曲】
ドボルジャーク/交響曲第6番 全楽章

【お知らせ】
・練習予定の変更
7/12は合奏なしだが、会場での個人練習可能だった。
→Cl.とVcさん(練習ないと気づいたのが駐車場だったらしい(笑))で
のんびり個人練習

【Kaffee Zeit】
・うまうま(*^_^*)

2025/05/24・31 聴くこと

(5/24も練習はありましたが、ワタクシおやすみしちゃったので、まとめて)

小澤征爾さんが亡くなったのは2024年2月6日。
な〜んか忘れられない日。

つい最近、家事をしながら、不意に録画を流していた。
彼の録画番組をなんとなく見たくなるのは、彼の熱を感じるからかもしれない。
東洋人として西洋の音楽に行き、才能を開花させるまでの不断の努力。

若手育成のための功績は大きく、バーンスタインに師事されただけあるなぁと思う。
PMFも一時期見てみたいなぁと思ったことを思い出す。
青少年のための管弦楽入門も、20年くらい前?には読んだけれど、忘れてるなぁ。
基本に返る、初心を忘れないことって大切なのに、どんどん忘れてるなぁって感じ。

小澤さんの言葉、「聴くこと、それは演奏することよりも大事なこと」。

聴くこと、相手の心の音を感じ取ること。
どう揺れ動きたいか感じ取る力。
初見の今回のアンサンブルだと余裕ないけど、それでも隙間で(笑)、共に奏でる音が気持ちよい。
創ることの楽しさ。

今回流し聞きしていた録画、手を止めて見入ったのも、もう何回目か。
小澤さんの教え子たちが中国で集まり、逝去1年を偲んで演奏会を開催したもの。
その演奏曲の1つが、ベートーヴェン。
やっぱりベートーヴェンかぁという感じ。
彼の音楽って、「生」への渇望がある。
だから、病床についていた時は、エネルギーある音楽すぎて、聴くことができなかった。
見えないものだからこそのエネルギーって、心身への影響が大きい。

演奏会にはVnの豊嶋さんも参加。
彼の音楽にもいつか触れたいと思っていたが、もう何年経っていることや。。。
サイトウキネンオーケストラも、10年以上前から聴きたいと思いながら、結局小澤さんの音楽にはナマで触れられず。
「いつか」は放っておくとやってこない、典型的な感じ。。。

でも、今までいろんな夢を叶えてきている。
子供の時からの夢も、大人になってから夢も、かなり叶えてきた。
今思っているいろんな「いつか」も、叶える。(Cl .sonne)

【練習場所】
5/24 夙川公民館1階 第2集会室
5/31  上宮川文化センター 視聴覚室

【練習参加者 5/31】
管 Fl=2, Ob=1, Cl=2, Fg=0, Hr=0,Trp=0 以上5名
弦 Vn1=1, Vn2=0, Va=0, Vc=2, KB=0  以上3名  合計8名

【練習曲】
ドボルジャーク/交響曲第6番 全楽章

【お知らせ】
・練習予定の変更
①6/7 合奏あり
②6/14・28は合奏なし
③6/21は合奏なしだが、会場での個人練習可能