2016/12/03 前奏曲 19時~21時30分夙川公民館1F

前奏曲

夏目漱石は「たとえ、時を積んで日と為すとも、日を積んで年となすとも、詮ずるに全てを積んで墓と為すに過ぎぬ」と小説「門」の中で書いた。

アルフォンス・ド・ラマルティーヌは自作の詩の一節に人生は死への前奏曲である」と書いた。リストはその詩に自らの人生観を被せて交響詩「レ・プレリュード(前奏曲)」を作曲した。洋の東西を問わず、死生観には、共通する感覚がある。リストは曲を書き、漱石は小説を書いた。

曲はリストの人生観を彷彿させる変化に富んでいる。ロマン有り葛藤あり癒しあり闘争ありそして勝利の凱歌で終わる。ダイナミックな名曲である。演奏してみたい曲でもある。生演奏を聴く機会は非常に少ない。20年位前に東京は上野で一度聴いた。昭和28(1953)頃公開された映画「栄光への序曲」で天才指揮者ロベルト・ヴェンツィ(ベンツィ?)–その頃10歳の美少年–主演でこの曲が演奏された。


オーケストラ練習
練習参加者

 管 Fl=2,Ob=2,Cl=2,Fg=2,Trp=0,Hr=2 以上10名(女性4名) 
 弦 V1=1
,V2=3(小6男子=1),Va=2,Vc=2,KB=1 
以上9名(女性5名)

 合計19名(女性9名他に、小1女児1名、6歳女児1名

練習曲目
 
メンデルスゾーン/交響曲第1番 第4楽章 
 ブラームス/交響曲第1番
 第1楽章

指導 コンミス (中牟田先生が指導なさっている他の楽団のリハーサルが急遽決まったので欠席の為) 

所要時間 

 19:00~20:32(92分)メンデルスゾーン/交響曲第1番 第4楽章

 20:32~20:45(13分)休憩
 20:45~21:30(45分)
ブラームス/交響曲第1番 第1楽章

環境 エアコン切ってたら寒かった。暖房入りで助かった。
椅子並べ クラリネットの M 氏単独範行。有難う御座います。尚、折角いつもの配置で椅子が並べられてあったのだが、指導がコンミスでぐるっと円形配置に変更。木管と弦楽器が向き合う形になった。

次週練習曲

 メンデルスゾーン/交響曲第1番 第3楽章 

 ブラームス/交響曲第1番 第1楽章冒頭の和音を完璧にやりたいので、音程の正確を目標に練習して来て下さい。
コンミスから宿題 引続き楽曲分析をせよ!「メンデルスゾーンの第2楽章」

事務局より
1)次回の練習は上甲子園公民館です。
2)2017年度カレンダー若干残っています。
3)忘年会 12/23 18:30 に決定
4)アルテムジカ/バロック・アンサンブルの演奏会明日本番です。
 12月4日午後16時~ 入場無料 場所 日本福音ルーテル西宮教会 阪神香櫨園駅下車徒歩1分