第16回演奏会から1か月が経ちました。
すでに、今は昔、といったところでしょうか。(笑)
演奏会が終わり、ジワジワとあちこちから嬉しいお声をいただいた1か月でした。
世間は狭いものだなぁと思うこともあった1ヶ月でもありました。
実は、演奏会前から、演奏会1か月後に、ここにお礼を書こうと決めていた私です。
本当は直後に書くことも大切だとは思います。
けれど、ホットなときにホットなことするのは誰にかがしてくれると信じていましたし、
感謝の気持ちはずっと持っているので、改めて伝えたいなぁと思っていました。
改めて自分自身がどれだけの人にお世話になったか、
落ち着いたときに、思い出して心がポカポカするのもいいかなぁと思っていたからです。
こういう人間が一人ぐらいいてもいいかなぁと(笑)。
長くなりますが(苦笑)、今の私の精一杯の感謝の言葉です。
この1カ月の間に、演奏会直後からはじまり、
あちこち方々から演奏会の感想をお話しいただく機会がありました。
プロアマ問わず。
音楽が本当にお好きな方たちからです。
ある方、観客としてして参加してくださった方ですが、
今回の「英雄」がとても「本物志向だ」とお話してくださいました。
中牟田先生の指揮の中にある、
本物を追求する気持ちがミューの音に表れ、
Beethovenのまっすぐなエネルギーが2階の観客席まで飛び込んできて、
音楽の本質を怖がらずに求める幸せを知らされたというお話をいただきました。
また、管楽器の勢いに乗せられることなく、
冷静に音楽の柱を立てる演奏をしていた弦楽器の中低音の素晴らしさを
お話してくださいました。
ある方、
この方は今回エキストラで出演してくださった方のお知り合いの方なのですが、
このエキストラさんがミューの演奏会に参加できる嬉しさ、
音楽することへの喜びを胸にいただいていること、
音楽できることへの感謝の気持ちを、
ミュー以外のメンバーにお話ししてくださっていたと教えてくださいました。
ミューのメンバーではない方にミューへの感謝を伝えてくださっていたなんて、
なんて嬉しいことだろうと思っています。
ある方は、
毎回成長していくミューの様子を知って嬉しいとおっしゃってくださいました。
ある方のお子さんは、出演していた男の子の姿を見て、「僕もやる!」と
ヴァイオリンを始めた子もいます。すごい影響力!
ある方は、
演奏が進むごとに全体がまとまっていく姿がなんともアットホーム!と
おっしゃってくださいました。
私のまわりだけでこれだけの反響だったので、
出演者の周りの方々のお話を伺えば
きっともっともっと温かいお話を伺えるでしょうね。
もちろん、すべてがよかったわけではなく、課題もあります。
けれども今回の演奏会は、通過点としてうまく通り抜けたのではないかなぁと
自負できるような周りの方々のお話をいただきました。
ありがたいなぁと思います。
ミューはこれまでたくさんの方にお世話になってきました。
打上げでもお話ししましたが、
エキストラの方の一覧表を第1回の演奏会より作っています。
それを見直してみると、第1回からずっと、
20年間お世話になっている方も今回の演奏会にいらっしゃいました。
エキストラの方々には長く、
そしてたくさんの方にお世話になっているなぁと改めて思います。
多くの失礼なこともあったでしょうが、いつもミューのためにご尽力くださったり
優しい言葉をかけてくださったり、ミューは人にも恵まれているなぁといつも思います。
奏者メンバーにしてもそうです。
お互いが自分にできることないかなぁと、いつも快く動いてくれていて、
だから、こんなおっちょこちょいのキャパの小さい私が団長でも
なんとかなっているんだろうなぁと、いつもいつも思っています。
みなさん、ありがとう。
みなさんに言葉で「ありがとう」と伝えることはたくさんしてきましたが、
言葉だけでなく、返せるものってなにかなぁってずっと思っています。
個人的に、表面上で終わることが好きではないので、具体的に動きたいと思っていました。
やっぱりミューを続けていくことであったり、
「音楽する」っていうことをみんなで創っていくことであったり、
心にいつも温かい気持ちを持っていることであったり、
今生きていることへの感謝の気持ちを忘れないことであったり、
音を一緒に重ねてくださったときに、心も合わせることであったり。
自分ができることを何か一つでもすることであったり。
いろいろあるのかもしれないなぁ。。。
恩を返そうとすること自体が、
おこがましいことなのかもしれないなぁとも思ったりもしますが、
受けた恩は、それをくださった方でなくても、
仲間や誰かに別の形でも返せたらいいなぁと思っています。
今、音楽できていることはやっぱり心から感謝したいことです。
ミューは20年を経て、ここまでやってきました。
中にはうれしい出会いだけでなく、悲しい別れもありました。
けれど、今、みんなでここに集っています。
奏者のみなさん、
それぞれに様々なことがあるでしょうが、ミューに集い、
一緒に音楽を創ろうとしてくださってありがとうございます。
次の演奏会に向けて、またよろしくお願いします。
中牟田先生、
先生の「本物志向」が実現できるよう、導いてくださっていること、
ミューに在籍できて幸せだなぁと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
エキストラの皆様、ミューを応援してくださっている皆様、
奏者を支えてくださっているご家族やお仲間の皆様、
ミューは小さな小さなオーケストラですが、
大きな音楽の喜びが得られるよう、
皆様にもお届けできるよう、
みんなで楽しみながらも一生懸命にやっていきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いいたします。
さて。
次は11月の第17回演奏会です。
今回はいつもより短いスパンでの演奏会、というチャレンジです。
すでに新しい曲での練習が始まり1カ月。
あと7カ月!
あっという間に本番を迎えそうな気もします。
また紆余曲折ありながらも、前を向いてみんなでやっていきたいなぁ!
これからもどうぞよろしくお願いします。