少々、練習日誌をさぼっていたので、思い返しながらの記録。
この日の練習は、ベートーヴェンらしい人間らしさを味わった音が響いた。
ニーチェの「あまりにも人間的な」という感じ。
「田園」は、ベートーヴェンは自然を描こうとしたのではなく、
その自然を見ているどう感じるか、つまり人間の感情を描きたかったと、
スコアの前書きには書いてある。
この日、響いた最終楽章。
神様っているんだなぁという喜びと共に、
生と死を感じる音楽が響いた。
とても人間らしい感情が描かれた響きだった。
ああいう音楽って、狙ってできるものではないなぁ。
狙って作られた音楽は、心には響かない。
だから、2回目に通した時には、別の音楽になっていた。(苦笑)
あの瞬間に創られた命の響き。
とてもミューらしくもあり、そしてそれを共に感じ取れたことが
幸せなことだなぁと思う。(Cl,sonne)
【練習場所】
プレラホール練習室
【練習参加者】
管 Fl=0, Ob=1, Cl=1, Fg=0, Hr=1 以上3名
弦 Vn1=1, Vn2=0, Va=0, Vc=2, K.B.=1 以上4名 合計7名
【練習曲】
ベートーヴェン/交響曲第6番1・2・5楽章(全楽章通しあり)
【おやつ】
・コーヒー屋さん開店。
【お知らせ】
・10/5・12は練習なし。