ベートーヴェンの曲はどの曲からでも生命の力強さとその終焉、即ち人生そのものをなぞる事が出来る。ミューでは、聴いて憧れていた名曲を実際に演奏する事が出来る。演奏する事により更に深い味わいを体得する。真に嬉しい楽団だ。ベートーヴェンの気迫の烈風が毎週襲って来る。指揮の中牟田信氏の指先から紡ぎ出される想念をミューノニンゲンが全て表現出来たら世紀の名演奏が現出する筈である。「運命」の冒頭からそれを(ベートーヴェンと中牟田の両氏の気迫)を感じ取れる鋭敏で繊細で強靭な精神がミューノニンゲンには備わっているからだ。技術面で少々ベルリンフィルには及ばないが。好きこそ物の上手なれと云うでは無いか。
オーケストラ練習
練習参加者
弦 V1=5(男性Ex=2,女性Ex=2),V2=5(女性Ex=2男子小6=1),Va=5(女性Ex=1,男性Ex=1),Vc=3(男性Ex=1),KB=1(男性Ex=1) 以上19名(女性10名)
合計30名(女性15名)他に、小1女児1名,5歳女児1名仲良しなり。
練習開始に先立って・・・・中牟田先生の述懐・・・・
今日の練習会場のここフレンテの練習室は我がミュー室内管弦楽団発祥の地です。発足して最初の音出しをしたところです。半年経って大震災での被害でここが使えなくなって他のところへ行くようになった。
ーー録音を聞いてたら、中牟田先生のこんな発言が録音されていた。書き残した方が良いと思い追加記載した。
練習曲目
ロッシーニ/「セビリアの理髪師」序曲
ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」第4楽章、第3楽章
ハイドン/交響曲第96番 第4楽章、第2楽章
指揮と指導 中牟田先生
19:00~19:43(43分)ロッシーニ/「セビリアの理髪師」序曲
19:43~20:22(39分)ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」第4楽章
20:40~20:50(10分)休憩
20:50~21:15(25分)ハイドン/交響曲第96番 第4楽章
21:15~21:41(26分)ハイドン/交響曲第96番 第2楽章
指揮者曰く 「楽譜をなぞるだけの練習で、練習をした様な気になったらあかん。もうそろそろ、音色や抑揚を入念に復習う練習をしなさい、それがホンマの練習や。」と。先週の練習中に聞いたんやった。
ある、著名なピアノの先生が、「ピアノの前に座ったら、その瞬間から芸術家になりなさい。」と弟子に説いたという話を思い出した。
椅子並べ
環境
寒暖の具合が良かったか悪かったかは、気にならなかった。練習に集中してた所為や、
次回練習曲(練習順序は不明)
ロッシーニ/セビリアの理髪師序曲
ハイドン/交響曲第96第全楽章
ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調「運命」全楽章
本番間近である、よって、全部復習って来るべし。との、ご託宣。
次回練習は伊丹のアイフォニックの小ホールです。
7月4日に中牟田先生の思い出話を追加記載しました。