今日はピアノ協奏曲の合奏、どう吹いたらいいかなぁ‾と思っている箇所がありました。
第九でもそうですが、早いパッセージはただ単に自分の練習不足で
練習さえすればどうとでもなるとは思うのですが、今回は伸ばす音が気になって。
これどういう色なんかなぁとか音色を考えてみたり、
この音ってどこで響いている音なんやろかと場所を考えたり。
森の中?鳥の声?
朝の光?お昼の光?木洩れ日??
曇ってるのかなぁ?
これって季節は?
それとも???
ってな感じです。
第九のときには、楽譜を見ていて、
4/4なのに、なんで二分音符でテンポ指示が書かれているだろうかと思ったり。
4/4と2/2では拍のとりかた違うのに、これどうしたものか、、、と。
そんなこんなで合奏中に楽譜に見入った時間が多かった今日です。
勉強不足が出ちゃいましねぇ。。。
で、楽譜にかじりついた一瞬で大失敗・・・。
2楽章のクラリネットの楽譜は、記譜音と楽器の音で出す音が違うのです。
in Cなんです。
ヴァイオリンとかフルートとかみたいに、
記譜がCならば、楽器のCの音を出せば実音のCが鳴るわけです。
(多くのクラリネット楽譜は in B か、in Aなんですよねぇ。
だからin Bの楽譜はB管で吹けばいいし、
in Aの楽譜はA管で吹き分けちゃうんですよねぇ。
そんなわけで、2本を使いわけています。)
2楽章のin C。
もう楽譜は覚えちゃっているはずなのに、
ちょっと集中力が飛んで楽譜にかじりついたら、
読み替える音をちゃんと間違えました・・・。
2度目にその場所を通ったときは間違えませんでしたが、
今回のような初歩的ミスは、なんだかなぁ・・・。(苦笑)
(ホルンさんはみんな頭がいい人に違いない、と思っている私です。
慣れかもしれないけれど、なんであんなに楽譜よめるん???)
たったあれだけの音なのに、間違えちゃうクラ吹きの私って・・・。
久しぶりの間違いに悔しかった‾‾。
in Cの楽譜ということは、
クラリネットではちょっと固めの音質が要求されているのかと思うのですが、
それどころじゃなかった瞬間でした。(苦笑)
楽譜にかじりつくと全然いいことないんですよねぇ。。。
わかっちゃいるのに、音符を読もうとして音楽ができなくなってしまってました。
あせる→音符を読む→指が動かない→間違う
→あせる→音符を読む→指が動かない→間違う→えんどれす
そんな感じです。(苦笑)
もう楽譜覚えているんだから
人とあわせる合奏の醍醐味を味わえばよかったのになぁ‾と、思うのは後の祭り。
今度あの箇所をやるときは、もうちょっと音楽しなきゃ‾!
ちなみに、B管とA管は楽器の大きさが微妙に違います。
A管の方が若干長い。
ということは、長い分だけ息の量とコントロールが必要になってきます。
なので、A管の方が難しいのです。
けれど、A管の方が楽器の響きはいいんです。
合奏中、聞き分けてみてください。
(一緒だと言われたら、どうしよう・・・)
数ミリの違いで響きが変わってきます。
小さな違いが大きな違いに。
なんでもそうかな。
小さな心がけで、音楽に大きな違いが出てきますもんね。(^^)