カテゴリー: 練習日誌

本日より、新曲　ブラームスの第1交響曲とメンデルスゾーンの第1交響曲に取り組んだ。初見大会からのスタートだ。新曲の練習の最初から中牟田氏が指導に当るんやと云ったら、打ち上げでそれを聞いたゲストのS夫人が驚いていた。中牟田氏は数ヶ月はトレーナーの役割で、やがてトレーナー兼芸術家になり、本番前1ヶ月頃から本番にかけては将に芸術家になり、本番の棒捌き(指揮棒は持たないのだが)は作曲者の化身になる。7/17の第18回定期演奏会は大好評だった。とりわけ「運命」は聴衆・演奏者ともに大受けした模様である。「運命」を深く愛していた永久会員の故林本潔氏を偲びながら弾いた。これからも何度でも弾きたい曲や。思いっ切りエネルギーを注ぎ込んだ！・・・さあ次ぎに行こう！

オーケストラ練習
練習に先立って、指揮者の合図で管弦の全員がC音を数秒間ffでユニゾンで奏でた。小林団長の誕生日を祝って！
前日に事務局から、サプライズをやろうとのメール配信があった。誕生日の本人だけには知らせないで。配信には返信禁止との追加メールがあった。バレてしまうからと。
練習参加者

環境　練習場は概ね温度快適。但し、若干蒸し暑くなったり寒くなったりした。
次回練習曲　具体的な曲目指定無し　とりあえずブラームスをやるとの事。
　今年から練習計画を立てて、全員に知らせるとコンミスが云った。2～3日中に知らせてくれる筈。
次回の練習曲目の連絡が入りましたので、転載します。
ブラームス　１楽章（序奏部、提示部）、２楽章（少し）
メンデルスゾーン　３楽章

指揮者の口癖

われらが指揮者中牟田氏には、独特の口癖がある。こういう風に演奏してくれると嬉しいなあ。とか、こうやってくれると嬉しいなあ。とか、・・・に気付いてくれたら嬉しいなあ。とか云う。「この嬉しいなあ」が、ほのぼのと且つのどかなのである。そのように唆(そそのか)されると、出来る事を見越して云われている様に思えて(実は期待の程度は不明）、こっちはついその気になる。「完璧なんて一生かかっても成らないものだから・・」と後で慰めてくれるのだが。それでも完璧を目指して励む気になる。初手から不完全でもエエんやと逃げ腰での挑戦の無意味さは誰でも知っている。
オーケストラ練習
練習参加者

環境　練習場は温度快適。西宮北口からの徒歩は行き帰りとも汗だく。
明日7月17日は本番である。神戸文化中ホールで14時から。よって本日は本番前の最後の練習である。
しかし、正確には明日のゲネプロがホンマの最後練習やね・・・これも当てにしてる？アマチュアにとっては、本番こそその曲の最後の練習やと云った人がいた。ひょっとしたら、一度きりの人生で2度と弾かないかも知れないからなあ。
次回練習曲　第19回定期演奏会に向けて、初見大会とのご託宣あり。
　メンデルスゾーン/交響曲第1番　全楽章　
　ブラームス/交響曲第1第　全楽章

総じてアマオケは本番に強いように思う。中でもミューの強さは出色である。

練習時よりも数段上等の演奏を展開する。何故か？ミューならではの事情がある。

1)開演の合図ベルまえに自分のタイミングで演奏席に付く、板付である事

　揃ってしずしずと舞台に出るのでは無く、練習場と同様の普段着の散歩感覚で三々五々舞台へ出て行く。

2)指揮者は練習の時と寸分違わぬ温顔だし、団長はその風貌そのままに、どっしりと控えている。安定感が安心感に。

3)コンミスが団員を見渡して晴れやかに頬笑む。気鋭のリーダー斯くの如し。

以上の3要素に腕利きのゲスト連の強力なサポートが加わって、指揮者の熱い指導と団員の謙虚な練習意欲の連帯が核融合反応さながらの高熱炉となって燃焼する。これぞミューノニンゲンの真骨頂や！
オーケストラ練習
練習参加者

環境　汗をハンカチで拭いた。
次回練習曲　本番直前故、予告無し。
　ロッシーニ/セビリアの理髪師序曲　
　ハイドン/交響曲第96第全楽章　
　ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調「運命」全楽章
次回練習は西宮北口から徒歩13分の芦ノ湯会館である。