/ 塔元心礎  /

 

職場では挫折の苦しみも成功の喜びも味わった。

休日は家族や仲間とも楽しく過ごしている。

欲しかった物は概ね手に入れた。

なのに何故だろう。何か物足りない。

 

取り止めのない話を朝まで語り合った夜。

思い通りにいかず苦悩した日々。

その苦々しくも懐かしい青春時代には、
今では失ってしまった何かがあった。

 

答えを探すように音楽と対峙したあの頃は、
音楽の素晴らしさを学ぶと言うよりも、
音楽にすがって
生きていただけなのかもしれない。

 

今なら音楽と対等に立ち、
ひとつのものを作り上げる過程を、
愛すべき仲間と共に、
肩肘を張らず、
会話しながら学べそうな気がする。




“もう一度、
忘れかけている何かを追い求めてみるか”

 

そんなあなたに
ミュー室内管弦楽団が
お役に立てるかも知れません。

楽団の紹介

とっても小さいオーケストラです

2〜3プルトの弦+2管の定員に対して欠員パートが多い状況ですが、それはそれで楽しいと感じるメンバーで運営されています。自分の音は他の人に全て聞こえます。他の人の音も全て聞こえます。

ベートーヴェンの作品を中心に音楽を作っています

ベートーヴェンは小編成でも大編成でも音楽が成り立ち、練習のしがいがある緻密で深い楽曲を残してくれています。練習では数名で交響曲を通す事もありますが、それでも「良いなぁ」と感じさせるところが、流石ベートーヴェンです。

本番よりも音楽を作り上げる過程を大切にしたいと考えています

そうでなくとも少ない団員なのに、練習では更に参加者が少ない場合も多々あります。そんな時でも新しい発見や歯抜け編成ならではの演奏を楽しむ変態集団ですので、無理に演奏会を開くつもりはありません。ただ、然るべき時期が来れば演奏会も開きたいと思います。さて、いつになるでしょう。

皆で音楽を作りたいと思っています

大編成オケには決して出来ない音楽の自由度と多様な会話が可能です。シーンによって主役となる楽器は変わります。それぞれの良さ、個性を引き出す為にはメンバーの事を知る事も大切です。自分が楽しむだけでなく、メンバーの為の時間を惜しまない事。これが、きっと良い演奏に繋がります。言語の会話もいっぱいしましょう。